ローゼルとは? その成分や料理方法、期待される効能までザックリ解説
ローゼルをお店で見かけたけど、ローゼルとはそもそもどんな植物なの?あと、ローゼルを気軽に摂取できる方法があればついでに知りたい。
こういった疑問にお答えします。
✔️ 本記事の内容
・ローゼルって何?
・ローゼルって何?
・主な成分と効能
・ローゼルの料理方法
この記事を書いている僕は農業歴8年で、ローゼルはなんとなく体に良さそうなので毎年自分で食べるために作っている程度でした。
それでは、早速
・ローゼルって何?
ローゼルの特徴
ローゼルはオクラと同じアオイ科の植物で、花の咲き方や可食部のつき方はオクラにそっくりです。これだけでもなんか体に良さそうですね。
ローゼルはハイビスカスローゼルやレモネードブッシュとも呼ばれ、絶世の美女として美女の代名詞にもなっているクレオパトラが愛用したとの説もあります。当時の美意識高い系の天然サプリメントと言ったところでしょうか。
ハーブティーとして知られているハイビスカスティーはこのローゼルを利用しているそうですよ。また、ほかのハーブティーとブレンドされていることも多く、ローズヒップとの相性が良いようです。
生薬名まで
洛神花(ラクシンカ)という生薬名まであるんですね。生薬とは原料のままほとんど加工せずに体質の改善を目的として用いる薬のことを言うんだそうです。
ローゼルの花言葉
花言葉は、「新しい恋」、「常に新しい美」です。素敵ですね。
これだけで体に良さそうな気がしてきました。
・主な成分と効能
気になるのが、その成分と効能。ここでは、ローゼルに含まれている成分と、一般的に言われている効能を合わせてお伝えしてみます。
ローゼルの成分を調べてみると…
まず、何と言っても最初に目に飛び込んでくるのがこの魅力的な赤い色。
この赤い色は、アントシアニン系色素で、お肌のシミやシワなどの老化現象、動脈硬化やがんなど多くの生活習慣病の原因と言われている活性酸素が生まれるのを抑制する効果のある抗酸化ポリフェノールの一種だそうです。
その他にも、優しい酸味からも想像できるとおり、クエン酸、ビタミンC、ミネラル成分、カリウムが豊富に含まれているので、お肌のターンオーバー(細胞の入れ替わりのようなもの)が期待されているようです。
なかでも多量に含まれているカリウムは便秘、肌荒れ、美白などに効果が期待できる成分だそうです。
キレート効果作用もあるの?あるらしいんです。
キレート効果または作用とは吸収されにくい成分を吸収されやすくしたり、体内の有害物質を排出されやすくすることのようです。
とにかく調べれば、調べるほど良いことだらけのローゼル。
なんとなく体に良さそうな味なので、適当に焼酎で割って飲んでた僕。反省です💦
これからは手を合わせていただくことにします🙏
・料理方法
ローゼルティー(ハイビスカスティー)の作り方
生のローゼルを入手したら、まずやりたいのが手軽に楽しめるハーブティーですね。
水で軽く洗ったら、中には大きなタネがあるので、萼(ガク)の部分だけ切り離します。やり方は簡単、萼の付け根の部分を包丁で切り落として、または、タネに沿うようにぐるりと切れ目を入れれば簡単に切り離せます。どこか一部分に少し切り込みを入れるだけでも簡単に手で剥くこともできます。
YouTube動画で見ることができます↓
YouTube動画で見ることができます↓
乾燥させて長く楽しむ
ローゼルは寒さに弱いので日本の冬は越せません。ですから、収穫できるのは9月から11月くらいです。
なので、天日干しにしていつでも楽しむという方法があります。天日干しにする場合、直射日光に当て続けると綺麗な赤がなくてってしまうので、乾燥した日に風通しの良い日陰をお勧めします。
葉っぱも食べられるの?
実は葉っぱも食べれるんです。かすかな酸味と粘り気があり、カレーなどの煮込み料理やスープに入れれば、いつもと一味違う、アジアンチックな風味を楽しめます。また、炒め物として食べても美味しいですよ。僕は簡単に味噌汁に入れて楽しんでいます。
その他の料理方法
ローゼルは生でも食べれますが、趣味のお酒作りやジャムにしてもよし。
また、ローゼルティーを味わった後の出し殻をサラダにまぶしたり、料理に添えて食べても美味しくいただけます。少しのとろみとプリプリとした食感があり、美味しいですよ。
お米と一緒に炊いてしまう
普段気軽にローゼルを摂取する方法として、お米を炊く時に一緒に入れる。
ほんのりピンク色と混ぜた時の赤色のつぶつぶがとても綺麗ですよ!
味は梅をまぶしたようなほのかな酸味があり、お米のモチモチ感とツヤが出る印象があります。
目安としては、お米一合あたりタネを取り除いたローゼル2つ分くらいで良いと思います。分量については、お好みに合わせてで良いと思います。
というわけでローゼルのご紹介は以上です。
コメント
コメントを投稿